【書評】「毎日の英単語 日常頻出語の90%をマスターする」

本の特徴

毎日の英単語
日常頻出語の90%をマスターする

James M. Vardaman

毎日の英単語
  • オススメ度:(3.5)
  • 対象   :中級者、ネイティブが日常で使う単語、・イディオムを覚えたい人

AmazonKindle

  • 早稲田大学教授 James M. Vardaman氏による単語帳
  • ネイティブが日常で使う単語の90%をカバー
  • 基本動詞の熟語(イディオム)が多く掲載されている

ネイティブが日常生活で使う頻出単語を2000語集めた単語帳になります。

一般の英単語帳ですと、教科書的な単語が多く、そのような単語をたくさん覚えても意外に日常のちょっとした場面で使う単語がわからないということが起こります。

例えば、英語の文章はけっこう読めるほどの単語力があるにもかかわらず、「トイレの水を流す」”flush the toilet”という表現が思い浮かばない方も多いかと思います。

本書はこういった、ネイティブが日常でよく使う単語を集めた単語帳になります。

ですので、TOEICなどの試験対策ではなく、日常生活のことを説明できるようになりたい人や留学など英語圏で生活しなければならない人には、単語帳として最適な選択になると思います。

本書の例文は、単語を含めたフレーズとなっていて、単語がどのように使われるかフレーズで覚えられるようになっています。
ただ、個人的にはフレーズではなく、完成した1文の方が、フレーズの方が学習しやすさがあるのではないかと感じました。

本のポイント

1.ネイティブが日常で使う単語の90%をカバー

本書の特徴は、教科書的なアカデミックな単語ではなく、ネイティブが日常で使う単語が掲載されていることです。
意外とこういった単語帳は他にないので、ネイティブが日常で使う単語を学習したいという人には最適な選択になると思います。

本書に掲載されている2000語をマスターすれば、ネイティブが日常生活で使う90%の単語をマスターできるようになっています。

単語は、「日常生活」、「食」、「お金」などテーマごとにまとめらいるので、
テーマに関連する単語ごとに覚える事ができ、「記憶のフック」ができやすいように工夫されています。

また、本書をマスターできれば単語が英語で解説されている「英英辞典」を活用できるようにもなります。

2.基本動詞の熟語(イディオム)も多く掲載されている

日常会話では、基本的な単語の熟語・イディオムで表現をすることが多いです。
本書では、「call」「make」「show」などの27の基本動詞のイディオムがまとめられています。

基本動詞のイディオムになりますが、これまで聞いたことがないものが多く、けっこう学習の難易度は高くなると思います。

例えば「call」ですと以下のような表現がまとめてあります。

  • 明日、電話をかけ直す call back tomorrow
  • 断固たる処置を要求する call for strong action
  • 顧客を訪問する call on a customer
  • 旧友に電話をかける call up an old friend
  • 試合を中止する call off a game

3.「使える英単語」とは

本書の解説のパートでは、単語を単体ではなく、フレーズとして覚えることが勧められています。

多くの学習者が英語ができない理由は、英単語を知らないからではなく、使えるような形で単語を覚えておらず、使えるようなトレーニングをしていないからです。
単語は知っているけれど、「使えるレベルの単語」に磨きなおす必要があるのです。

たとえば、「book=本」と日本語訳だけを覚えるのではなく、「buy a scientific book=科学の本を買う」「book an express
ticket=特急券を予約する」というような、その一単語だけではなく前後含めた、ネイティブがよく使う形でマスターする必要があります。
さらに、「特急券を予約する」という日本語から「book an express ticket」という表現が出てくるようになって、はじめて「使える英単語」と言えるのです。

つまり、ただ単語の意味を覚えただけでは不十分で、その単語がどのようなフレーズや文脈で使うかを知って、それが瞬時に出てくるところまでできて「使える英単語」になるということです。

私の経験からいうと、英語学習を始めたばかりのときは、英単語と日本語を1対1で覚えていくとが大切だと思います。
しかし、最低限の単語を覚えたあとは、フレーズや文として覚えた方がより効果的だと感じます。

単語の意味を覚えたら、そのあとは、どういったフレーズや場面で使えるかということとセットで覚えて「使える単語」を増やしていきましょう。

本の使い方

本書はネイティブが日常生活で使う単語を覚えたい人には最適なものですが、単語帳として最初の1冊として取り組むには、レベルが高いと感じます。。
他の単語帳で、基本的な単語を覚えた上で、日常会話の単語も覚える必要がある場合は、本書に進まれると良いと思います。

本書にはダウンロードできる音声がついていますので、音声はぜひ活用しましょう。

英語学習をはじめて最初につかう単語帳としては、、データベース1700キクタンをオススメします。

データベース1700【書評】「データベース1700使える英単語・熟語」 キクタン【中学英単語】【書評】「キクタン【中学英単語】高校入試レベル」

まとめ

まとめ
  • ネイティブが日常で使う単語・イディオムが覚えられる単語帳